ザシチのメタルブレス、角張り過ぎてての影響もあってか、2ヶ月くらいの使用でも大分可動部周辺が黒ずんでいたので洗浄。ブラシで黒ずみを少し擦ってから、中性洗剤入りの水で超音波→水道水で超音波→ベンジン+無水エタノールで超音波して乾燥。水使わずいきなりベンジン直の方が良いのかは謎です… pic.twitter.com/8dmwhZNuy0
— Sa†oyo (@Sat0y0_yuru) March 1, 2025
衣服のシミ落としやアブラ落としに便利なベンジン。いざ使おうと思ったとき、どこで売ってるのか分からなくて困った経験はありませんか?
私も先日、油汚れがついたお気に入りの服を何とかしたくて、ベンジンを探し回った経験があります。ドラッグストアやホームセンターを何軒もはしごして、やっと見つけたときはホッとしました。
今回は、そんなベンジンが買える場所をまとめてみました。これを読めば、あなたも無駄な時間を使わずに済むはずです。さっそく、ベンジンが手に入る場所を見ていきましょう。
ベンジンが買える販売店
ベンジンは主にホームセンターやドラッグストアで購入できますよ。衣類のシミ抜きや油汚れの掃除に便利なアイテムなので、多くのお店で取り扱いがあります。ただ、店舗によっては在庫がない場合もあるので、行く前に電話で確認するのがおすすめです。
ホームセンターで買える場所
ホームセンターはベンジンを確実に手に入れられる場所です。カインズやコーナン、コメリなどの大型ホームセンターでは、洗濯洗剤コーナーや燃料用品のコーナーに置いてあることが多いです。特にハクキンカイロの燃料として使われることもあるので、寒い季節はアウトドア用品の近くに並んでいることもあります。
ドラッグストアで買える場所
マツモトキヨシやウエルシア、ツルハ、ココカラファインなどの大手ドラッグストアでもベンジンを販売しています。洗濯用品や掃除用品のコーナーを探してみてください。ただし、すべての店舗で取り扱いがあるわけではないので、事前に確認するのが確実です。
その他の実店舗
東急ハンズでもベンジンを購入できます。特にハクキンカイロと一緒に販売されていることが多いようです。また、石井スポーツなどのアウトドア専門店でも、カイロの燃料用として取り扱っていることがあります。
買えない場所
ダイソーなどの100均やニトリ、ドン・キホーテでは、ベンジンの取り扱いがないようです。これらのお店で探すより、最初からホームセンターやドラッグストアを訪れた方が効率的かもしれませんね。
もし近くの店舗で見つからない場合は、Amazonや楽天などの通販サイトでも購入できますので、そちらも検討してみてください。手軽に自宅まで届けてもらえるので便利ですよ。
実店舗で購入を検討する際は、在庫状況を事前に確認することをおすすめします。
せっかく買い物に行って在庫がなければショックですからね。
ベンジンはネット通販でも買える
ベンジンはインターネット通販(オンラインショップ)でも購入することができます。
ショップによっては送料無料で実店舗よりも安く買えることもあるので、まずはチェックしておくことをおすすめします。
ベンジンのQ&Aとレビュー
ベンジンのQ&A
- ベンジンで落とせる汚れの種類は?
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ベンジンで落とせるのは主に「油溶性の汚れ」です。皮脂汚れ、バターの汚れ、オリーブオイルのシミ、ファンデーションの汚れなどが該当します。一方、お茶やコーヒーのシミ、汗の汚れなどの水溶性汚れはベンジンでは落ちません。また、墨汁やサビなどの不溶性汚れにも効果がありません。
- ベンジンを使う前に注意することはありますか?
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ベンジンを使用する前に、衣類が色落ちしないかをチェックすることが大切です。目立たない部分に少量のベンジンを塗り、布に色が移るかテストしてください。色が落ちる場合はベンジンの使用を避け、他の染み抜き方法を検討しましょう。また、作業時は必ず換気をし、火気の近くでは絶対に使用しないでください。
- ベンジンを使ったら輪ジミができてしまいました。どうすればよいですか?
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輪ジミができる主な原因は、「ぼかし」が不十分なためです。ベンジンはたっぷり使い、濡れている部分と濡れていない部分の境目がわからなくなるようにしっかりとぼかすことが重要です。衿などのパーツであれば、パーツ全体(縫い目部分まで)に塗り広げると輪ジミができにくくなります。水洗いできる素材であれば、ベンジンが乾ききる前に水洗いをするのも効果的です。
- ベンジンの種類によって違いはありますか?おすすめの製品はありますか?
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ベンジンには種類があり、着物のシミ抜き用としては「リグロイン」がおすすめです。リグロインは一般的なベンジンより揮発性がやや低く、初心者でもゆっくりと「ぼかし」作業ができます。価格は500mlで1,000円~1,600円程度です。より安価な選択肢としては「Aベンジン」(500mlで360円~500円)がありますが、揮発が早いため、ベンジンの使い方に慣れた人向けです。着物のケアには「シミ抜き用」と書かれているベンジンを選ぶのが安心です。
ベンジンの良いレビュー

「着物の汚れ落としに使いたくて購入しました。ベンジンが有名ですが、ベンジンよりも揮発が遅く素人でも扱いやすいと知り、初めて試してみました。リサイクルで安く購入したので、クリーニングにその着物代の数倍をかけるのもなぁと思い、ダメだったらその時はその時と覚悟を決めました笑。輪ジミになってしまう事もあると聞いていたからです。見事に綺麗に落ちました!!嬉しい。ただこれ汚れが比較的軽いもの、新しい汚れにのみ力を発揮。同じリサイクルでも10年以上経っていそうな襟汚れは落ちませんでした。今回、落としたかったリサイクルの小紋と紬の襟汚れは綺麗になったので大満足です。」



「本来の使い方とは異なる使い方ですが、玄関の靴墨汚れの掃除に使わせてもらいました。玄関の黒い汚れが落ちずに何の汚れなのかも分からないでいたのですが、普通の洗剤で落ちないなら、靴墨の可能性があることが分かり、それなら、ベンゼンで落とせるとネット情報でありました。早速試してみたところ、綺麗に落ちました。」



「初釜できものをきて、襟に汚れができたので、初めて自分で処理しようと挑戦しました。YouTubeで検索して、実施したところ、とてもきれいに汚れが落ちました。近所のドラッグストアーやホームセンターにも売れてなくてこちらで求めました。助かりました。」
ベンジンの悪いレビュー



「蓋をひねって開閉するんですが、かなりひねらないと開栓できません。開けて胴体部分を少し押し気味にすると空気穴から溢れ出るんです。これで毎回こぼしてますが、正解が分からず注ぎ方はこれで合ってるのかと少し不安です。勿論、注ぐ時はティッシュペーパーを下に敷き火気厳禁で万全の注意を毎回しています。2本購入したので、次購入するかは使い切ってから考えます。」



「着物のシミ抜きにベンジンを使ったら、少しは薄くなったのですが、周りに大きな輪じみができてしまいました。自分で手を付けてしまって本当に反省しています。次はいつ出番があるかわからない着物ですが、処分するのも寂しいので何とかなるならと思い専門店に相談しました。袖付近のシミは消えていないようにも思います。やはりショックが大きいので実際キチンと確認できていない状態です。」



「ふたの構造の問題だと思いますが、4本購入して3本ふたの後ろの穴からベンジンが漏れていて最悪でした。ハクキンベンジンの代替として購入しました。他の評価には遜色ないというコメントが多くありましたが、私は明確な違いを感じております。匂いはハクキンベンジンに比べて強いですが、まぁ許容範囲内ですね。燃焼時間と温度には明確な違いがあります。感覚的にはハクキンベンジンよりも15%~20%ほど劣ってます。ふたの構造が変で、カイロに注ぐ時に後ろにある空気穴からベンジンが漏れ、ベチャベチャになります。」
ベンジンの金額(値段の相場)
ベンジンの相場は、製品や容量によって異なりますが、一般的に500mlサイズで360円~1,600円程度となっています。
一般的なベンジン製品の価格帯
一般的な「Aベンジン」(大洋製薬)は500mlで約360円~500円程度で販売されています。エリフキ、シミヌキ、油汚れ落とし用として使用でき、比較的安価な選択肢です。
「リグロイン」または「試薬リグロイン」と呼ばれる製品は、一般的なベンジンより揮発性がやや低く、初心者でも扱いやすい特徴があります。こちらは500mlで約1,000円~1,600円程度と、やや高価な傾向にあります。
販売店舗別の価格
ドラッグストアやサンドラッグなどでは、Aベンジンが500mlで約499円~550円程度で販売されています。
オンラインショップでは、価格比較サイトによると500mlのベンジン1本が約550円~999円程度で販売されています。
カイロ用ベンジンは、500mlで約765円~810円程度となっています。また、まとめ買いの場合は6本セットで約3,580円(1本あたり約597円)、10本セットで約5,500円(1本あたり約550円)などの価格設定があります。
用途別のベンジン
着物のシミ抜き用としては、「リグロイン」がおすすめとされており、価格は500mlで1,000円~1,600円程度です。揮発性がやや低いため、初心者でも「ぼかし」作業がしやすいという特徴があります。
一方、汎用性の高い「Aベンジン」は500mlで360円~500円程度と安価で、シミ抜きの他、シールはがしなどにも使えます。ただし、揮発が早いため、使い慣れた人向けとされています。
2025年3月現在、これらの価格帯で汚れ落とし用ベンジンが市場に出回っています。
ベンジンを使った汚れ落としの方法
ベンジンを手に入れたら、さっそく汚れ落としに挑戦してみましょう。実は使い方はとても簡単なんです。でも、間違った使い方をすると輪ジミができてしまったり、色落ちの原因になることもあるので、正しい手順で行うことが大切です。
まずは準備するものですが、ベンジンの他に、汚れても良い布やタオル、そして歯ブラシがあれば十分です。家にあるもので簡単に始められるのが嬉しいですね。
使う前の注意点
ベンジンを使う前に、絶対に守ってほしいことがあります。まず、窓を開けるなど換気をしっかりすること。ベンジンは揮発性が高いので、空気中に成分が溜まらないようにしましょう。
また、ベンジンは引火性があるので、ストーブやコンロなどの火気は必ず消してください。ライターも使わないでくださいね。
そして、衣類によっては色落ちすることがあるので、目立たない部分で色落ちテストをしておくと安心です。
汚れ落としの手順
- 汚れた部分の下に布やタオルを敷きます。これは汚れを移すためのものなので、汚れても良いものを選んでくださいね。
- 歯ブラシにベンジンをたっぷり含ませます。少なすぎると輪ジミの原因になるので、ケチらずに使いましょう。
- シミの部分をトントンと軽く叩いていきます。ゴシゴシこするのはNG!布が傷んでしまうので、優しく叩くように心がけてください。
- シミが布に移っていくのを確認しながら、きれいな部分の布を使って作業を続けます。
- 汚れが取れたら、シミの周りも含めて広めにベンジンを塗って輪郭をぼかしていきます。これが輪ジミを防ぐ重要なポイントです。
- 最後に自然乾燥させれば完了です。ベンジンは揮発性が高いので、すすぎは必要ありません。
こんな汚れに効果的
ベンジンは特に油性の汚れに効果を発揮します。口紅やファンデーション、チョコレートやマヨネーズなどの食べ物の汚れ、機械油などがよく落ちますよ。
ただし、コーヒーやお茶、ジュースなどの水溶性の汚れには効果がありません。また、時間が経って繊維に定着してしまった古い汚れも落ちにくいので、シミを見つけたらなるべく早めに対処するのがおすすめです。
ベンジンでのシミ抜きに慣れてくると、クリーニングに出さなくても自分でケアできるようになりますよ。でも、大切な服や自信がない場合は、無理せずプロに任せるのも賢い選択です。
ベンジンはどこで売ってる?の総括
この記事のまとめです。
- ベンジンはホームセンターやドラッグストアで販売されている
- カインズ、コーナン、コメリなどのホームセンターで入手可能
- マツモトキヨシ、ウエルシア、ツルハなどのドラッグストアでも取り扱いあり
- 東急ハンズやアウトドア専門店でも販売されている場合がある
- ダイソー、ニトリ、ドン・キホーテでは取り扱いがない
- 店舗によっては在庫がないため、事前の電話確認が推奨される
- Amazonや楽天市場などのネット通販でも購入可能
- ネット通販では実店舗より安価に購入できることがある
- ベンジンは油性の汚れに有効で、着物のシミ抜きにも使われる
- 揮発性が高いため、使用時は換気を徹底する必要がある
- 火気厳禁のため、ストーブやコンロの近くでは使用できない
- 一般的なAベンジンは500mlで360円~500円程度
- 着物用には揮発が遅いリグロイン(500ml 1,000円~1,600円)が適している
- ベンジンの使用方法を誤ると輪ジミができる可能性がある
- シミ抜きの際は、十分な量を使いながら境目をぼかすことが重要