お菓子作りや料理の色付けに使う食紅。「あれ、どこで売ってるんだっけ?」と困った経験、ありませんか?
実は食紅は意外と身近な場所で手に入るんです。スーパーの製菓コーナーやドラッグストア、100均のセリアなど、お店によって品揃えも価格もさまざま。
天然のものから食品添加物まで、今回はさまざまな食紅の世界をご紹介します。
これを読めば、きっとあなたにぴったりの購入場所が見つかるはずです。
食紅が買える販売店
食紅を買うなら、大きく分けて以下の場所で手に入りますよ。
スーパーマーケット
イオン、イトーヨーカドー、西友、マックスバリュー、マルエツなどの大手スーパーの製菓材料コーナーで見つかります。特に大型店舗なら品揃えも豊富です。
100円ショップ
セリアが特におすすめ。赤、青、黄、ピンク、黒などの色が揃っていて、1gあたり108円とリーズナブル。ただし、ダイソーやキャンドゥでは取り扱いがないので注意が必要です。
専門店・雑貨店
東急ハンズやロフト、カルディなどでも取り扱いがあります。特に専門店では天然食紅の品揃えが豊富です。
天然食紅について
天然食紅は植物や動物から抽出した色素を使用しています。例えば:
- クチナシ色素(青色、赤色、黄色)
- ベニバナ色素(黄色)
- パプリカ色素(黄赤色)
- 赤キャベツ色素(赤色)
安全性が高い反面、やや値段が高めなのが特徴です。
食品添加物の食紅について
合成着色料として知られる食品添加物の食紅は、発色が鮮やかで値段も手頃です。スーパーなどで見かける一般的な食紅の多くがこのタイプ。赤、青、黄などの基本的な色が揃っています。
お店に行く前に気を付けたいのは、在庫状況。特に季節のイベント前は品薄になりやすいので、実店舗で購入を検討する際は、在庫状況を事前に確認することをおすすめします。
せっかく買い物に行って在庫がなければショックですからね。
食紅はネット通販でも買える
食紅はインターネット通販(オンラインショップ)でも購入することができます。
ショップによっては送料無料で実店舗よりも安く買えることもあるので、まずはチェックしておくことをおすすめします。
★天然着色料の食紅
★食品添加物の食紅
食紅のQ&Aとレビュー
食紅のQ&A
- 食紅は体に悪いの?
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食紅は厚生労働省によって安全性が確認された食品添加物です。通常の使用量であれば心配ありません。ただし、過剰摂取は避けるべきです。食紅は色付けのために使う物質なので、使用量はごく少量で十分です。
- 天然食紅と合成食紅の違いは?
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天然食紅は植物や動物から抽出した色素で、安全性が高いものの値段は高めです。合成食紅は化学的に作られ、発色が鮮やかで値段も手頃です。用途に応じて選びましょう。
- 液体タイプと粉末タイプ、どちらを選ぶべき?
-
初心者や生クリーム・バターの着色には液体タイプがおすすめです。アイシングやクッキー生地には粉末タイプが適しています。液体は扱いやすく色調整が簡単、粉末は少量で濃い色が出せます。
- 食紅は冷蔵保存が必要?
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常温保存でも問題ありませんが、より長持ちさせるなら冷蔵保存がおすすめです。ただし、密封して保存し、湿気を避けることが重要です。特に粉末タイプは湿気に弱いので注意が必要です。
食紅の良いレビュー
★★★★★
「バタフライピーとローゼルをお菓子作りに使ってみました。凄く綺麗な色が出ました!今までは煮出していたのですが、パウダーなので凄く使い易いです。色々なお菓子に使えそうなのでワクワクしてます!」
★★★★★
「赤がとても綺麗に着きます。思った以上に着くのでコスパもいいです。少量でも鮮やかな発色になるので、長持ちしそうです。」
★★★★★
「子どもの色水遊び用に購入しました。ほんの少量でしっかり色付くし、食用なのでうっかり飲んでしまっても安全。発送も早くて助かりました。遊びながら色の学習もできて一石二鳥です!」
食紅の悪いレビュー
★★☆☆☆
「濃い青色にしたくて多めに入れたら、クレヨンみたいな味がして失敗しました。食紅には味がないと思っていたのですが、入れすぎると化学物質の味がしてケーキが台無しに。使用量は要注意です。」
★★★☆☆
「赤色の食紅を使ったら、アレルギー反応が出てしまいました。天然素材だと思って購入したのですが、パッケージをよく見たら虫から抽出した色素が使われていたようです。成分表示はしっかり確認すべきでした。」
★★☆☆☆
「アイシングに使おうと思って液体タイプを購入。でも、生地に混ぜたら水分が多すぎてダレてしまい、せっかくのクッキーが台無しに。液体タイプは使い方が難しすぎます。粉末タイプにすればよかったです。」
食紅の金額(値段の相場)
一般的な合成食紅の価格
スーパーやドラッグストアで見かける一般的な合成食紅は、比較的手頃な価格で購入できます。
- 小瓶タイプ(5.5g程度):150円〜200円
- 液体タイプ(14ml程度):200円〜700円
- ジェルタイプ(8ml程度):400円〜1,000円
天然食紅の価格
天然素材から作られた食紅は、合成食紅に比べて価格が高めです。
- クチナシ色素(2g):250円〜350円
- 野菜パウダー(5g):280円〜500円
- 竹炭パウダー(20g):500円〜1,000円
- 高級天然色素(200g):8,000円〜12,000円
セット商品の価格
複数の色がセットになった商品も人気です。
- 合成食紅3色セット:800円〜1,000円
- 天然色素カプセル70粒:1,500円〜2,000円
- プロ用天然色素セット:3,000円〜4,000円
価格は店舗や地域によって多少の変動があります。また、同じ種類でも容量によって価格が大きく異なることがあるので、用途に合わせて選ぶことをおすすめします。
★天然着色料の食紅
★食品添加物の食紅
食紅の使い方と注意点
お菓子作りでの使い方
食紅は少量でしっかり色が付くので、使いすぎに注意が必要です。生クリームやマカロン、クッキーなどに使う場合は、まずは極少量から試してみましょう。粉末タイプは水やお酒で溶かしてから使うと、ムラなく綺麗に仕上がりますよ。
料理での活用方法
和菓子や赤飯、かまぼこなどの着色に使えます。粉末タイプは事前に水で溶かしておくと便利。液体タイプなら数滴たらすだけでOKです。ただし、水分が多くなりすぎると生地がゆるくなってしまうので、加減が必要です。
食紅使用時の注意点
・使用量は材料の1500~3000分の1が目安です
・開封後は高温多湿を避けて保存
・粉末タイプは固まりやすいので、使う前によくほぐしましょう
・服についたら落ちにくいので、エプロンの着用がおすすめ
・食紅は着色が目的なので、使いすぎると味や食感に影響が出ることも
初めて使う方は、少しずつ加えながら様子を見るのがコツです。慣れてくれば、理想の色合いに調整できるようになりますよ。
食紅はどこで売ってる?の総括
この記事のまとめです。
- 食紅はスーパーマーケットの製菓材料コーナーで購入できる
- 大型店舗のスーパーでは品揃えが豊富
- 100均ではセリアで取り扱いがあるが、ダイソーやキャンドゥではない
- 専門店では東急ハンズやロフト、カルディで購入可能
- 天然食紅は専門店で手に入りやすい
- 合成着色料の食紅はスーパーやドラッグストアで入手可能
- 食紅はオンライン通販でも購入できる
- 通販では送料無料や割引価格の商品がある
- 天然食紅は植物や動物由来で安全性が高い
- 合成食紅は発色が鮮やかで価格が手頃
- 粉末タイプと液体タイプで用途が異なる
- 食紅の価格は小瓶で150円から、セットで1,000円前後が相場
- 季節のイベント前は実店舗で品薄になることが多い
- 使用量は少量で十分なため長持ちする
- 保存方法は冷蔵推奨で湿気に注意が必要