サントリーウイスキー「響」の100周年記念ボトルを探している方へ。
この特別な一本は、愛好家の間で「幻の逸品」と呼ばれるほど入手が難しいことで知られています。
公式抽選販売をはじめ、提携店舗や高級バーでの限定提供など、多角的な情報を整理しました。
刻まれた吉祥文様が輝くボトルの裏側には、熟成30年超の原酒が織りなす深い味わいが宿っています。
しかし、その希少性から市場価格が急騰する中、正規ルートで手に入れるための具体的な方法とは?
本記事では、今日から使える最新の購入情報と、知っておくべき注意点をわかりやすくお伝えします。
響100周年記念ボトルが買える販売店
サントリーウイスキー「響」の100周年記念ボトルを実店舗で探すなら、次のような方法があります。まずは公式情報をしっかりチェックして、信頼できるルートから購入するのが安心です。
直営店&公式提携店
虎ノ門ヒルズにある「TRAD WHISKY BOTTLE BAR DEN TORANOMON」では、過去に限定販売を実施していました。最低酒齢17年・最高38年という特別なブレンドが楽しめるボトルで、現在も入荷があれば販売される可能性があります。営業時間は平日17時〜23時、日祝日は17時〜22時です。
高級ホテル・バー
由布院の「玉の湯 Nicol’s Bar」や横浜の「ヒルトン」では、100周年記念ブレンドを提供しています。ボトル販売ではなくグラスでの提供が主流ですが、特別な日に訪れる価値がありそうです。事前予約が必要な場合もあるので、直接問い合わせてみましょう。
酒類専門店
一部のウイスキー専門店ではプレミア価格で取り扱いがあります。ただし定価の3〜5倍(20万〜50万円程度)と高額になるため、信頼できる店舗を選ぶことが大切です。未開封品の証明書や付属品(木箱・冊子)が揃っているか確認してください。
買取ショップ
お酒の買取を専門とする「リンクサス」や「ライフバケーション」では、状態の良いボトルを高値で販売していることがあります。店頭買取のほか宅配査定にも対応しているので、全国からアクセス可能です。
現在、公式の抽選販売は終了していますが、今後の再販情報は「響 MEMBERS CLUB」の公式サイトをこまめにチェックするのがおすすめです。偽造品も出回っているため、安易な転売サイトでの購入は避けましょう。
響100周年記念ボトルのQ&Aとレビュー
響100周年記念ボトルのQ&A
- どんな香りが特徴的ですか?
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甘くみずみずしい柑橘系の香りが最初に広がり、時間とともに焼き菓子のような香ばしさが加わります。ミズナラ樽由来のウッディな香りと熟成感が奥深さを演出しています。
- 具体的な味わいの変化を教えてください
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口に含んだ瞬間はマンゴーや杏を思わせる甘い果実味が、中盤で金柑のような爽やかな酸味に転調。後味は伽羅香がほのかに広がり、10分以上続く長い余韻が特長です。
- 長期熟成の原酒がどのように活きていますか?
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30年超の山崎ミズナラ樽原酒が深みを、円熟した知多グレーン原酒が滑らかさを担当。17年以上熟成した複数原酒が層を作り、「熟成感×華やかさ」という新次元のハーモニーを生み出しています。
- おすすめの飲み方は?
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オンザロックが最適と言われています。氷が少し溶けることで甘味と酸味のバランスが変化し、30分かけて味の進化を楽しめるのが特徴です。プロの間では「1杯で3度味わえる」と評されます。
- 通常の響ジャパニーズハーモニーと比べてどうですか?
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ベースの華やかさはそのままに、熟成樽由来の複雑さが加わった「進化版」と言えます。通常版がオーケストラの調和なら、100周年版はソリストの妙技が光るスペシャルステージのような味わいです。
響100周年記念ボトルの良いレビュー

「氷が溶けるたびに表情が変わる至高の1杯」
最初の一口でランブータンのような南国フルーツの甘みが広がり、中盤で金柑の爽やかな酸味へと移り変わります。30分経っても舌に残る伽羅香の余韻がたまらない。オンザロックで飲むと、氷の溶け方で味わいが3段階に変化。普段はストレート派ですが、このボトルだけは特別な飲み方が似合います。



「ミズナラ樽の魔法にかかったような深み」
山崎のミズナラ樽原酒が醸し出すウッディな香りが鼻腔をくすぐり、知多グレーンの滑らかさが口当たりを柔らかく包みます。熟成30年超の原酒が織りなす味の層は、まるで年代物の交響楽を聴いているよう。最後にほのかに浮かび上がる焼き菓子の香ばしさが、上質な時間の終わりを告げてくれます。



「1杯で日本ウイスキーの100年史を体感」
プラムのような濃厚な果実味と、シルクのような舌触りの調和が絶妙。飲み進めるごとに、若々しいモルトの力強さと円熟したグレーンの優しさが交互に現れるのが特徴。特にフィニッシュの長さは他に類を見ないクオリティ。特別な日だけでなく、人生の節目ごとに飲みたくなる「時を刻むウイスキー」だと実感しました。
響100周年記念ボトルの悪いレビュー



「期待値が高すぎたかも」
30年超の原酒が使われていると聞いていたので、もっと濃厚で重厚な味わいを想像していました。でも実際は軽やかで飲みやすい印象が強く、個人的には物足りなさを感じました。もちろん美味しいのですが、価格や希少性を考えると「そこまで特別感はないかな」と思ってしまいました。



「香りは良いけど味が平坦」
グラスに注いだ瞬間の香りは素晴らしく、華やかで期待が高まりました。ただ、いざ飲んでみると味わいに深みが足りない印象です。特に後半の余韻が短く、すぐに消えてしまう感じがしました。通常の響ジャパニーズハーモニーとの差が分かりづらく、正直価格に見合う価値を感じませんでした。



「高級感はあるけど個性が薄い」
確かに滑らかでバランスの取れた味わいではありますが、逆に言えば無難すぎるという印象です。100周年記念という特別なボトルなら、もっと尖った個性や驚きが欲しかったです。他の響シリーズと比べても大きな違いを感じられず、「限定品」というブランド感だけが先行しているように思えました。
響100周年記念ボトルの金額(値段の相場)
サントリーウイスキー「響」100周年記念ボトルの現在の相場について、主要な購入ルート別に最新情報をまとめました。2025年2月時点での価格動向を把握する際の参考にしてください。
公式販売価格
抽選販売時の定価は税込み55,000円でした。ただし公式の一般販売は終了しており、現在はプレミア価格での取引が中心となっています。
転売市場の状況
オークションサイトや専門店では20万~50万円台が主流です。未開封で付属品(木箱・冊子・証明書)が完備されている場合、高品質な状態のものほど高値がつきやすくなっています。特にQRコードシールが剥がされていないことが価格維持のポイントです。
買取ショップの相場
主要な買取店では12万~18万円程度で取引されています。ただし付属品に欠けがある場合は3万~5万円程度減額されるケースが多く、木箱の有無が価格を左右します。宅配買取よりも店頭持込の方が高値がつきやすい傾向です。
バー・飲食店での提供価格
グラス1杯(30ml)あたり2万円前後で提供されている例があります。ボトル開封済みの場合は市場価格が半減するため、飲食店では高単価での提供が可能となっています。
今後の価格予想
2024年6月の再販後に一時的に下落したものの、需要の高さから再び上昇傾向にあります。限定生産品の特性上、時間の経過とともに希少価値がさらに高まる可能性がありますが、偽造品の流通リスクにも注意が必要です。
響100周年記念ボトルの購入体験談
響100周年記念ボトルを手に入れるのは簡単ではありませんが、実際に購入した方々の体験談を聞くと、その道のりや喜びが伝わってきます。ここでは、実店舗やネット通販で購入した人たちのリアルな声をいくつかご紹介します。
こうした体験談から分かるように、響100周年記念ボトルは入手難易度が高い一方で、その価値を感じる人が多い特別なウイスキーです。購入方法によっては価格やリスクが変わるので、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
響100周年記念ボトルはどこで売ってる?の総括
この記事のまとめです。
- 公式直営店や公式提携店を定期的にチェックするのが基本
- 虎ノ門ヒルズのバー「TRAD WHISKY BOTTLE BAR」で限定販売実績がある
- 一部高級ホテルやバーでグラス提供されることがある
- 酒類専門店ではプレミア価格での販売が多い
- ウイスキー買取ショップが販売する場合もある
- 転売市場やネットオークションでは高値で流通している
- 公式販売価格は税込55,000円だったが現在は終了
- 現在の相場は20万~50万円とプレミア価格が中心
- 信頼できる店舗で未開封品かつ付属品完備のものを選ぶべき
- 偽造品の流通があるため安価な転売サイトには注意
- 買取ショップでの相場は12万~18万円程度
- 付属品の有無が価格に大きな影響を与える
- 再販後に一時下落したが現在は再び上昇中
- 公式サイト「響 MEMBERS CLUB」で再販情報をこまめに確認すること
- 高級バーでのグラス提供は事前予約が必要な場合が多い