子供の頃、文房具屋さんで見かけたストップペイルのデザイン。
1970年代から2000年代前半まで、文具店やファンシーショップでおなじみだったあの包装紙やラッピング袋。手書き風のイラストと文字が織りなすレトロでかわいいデザインは、今また新しい世代の心もつかんでいます。
2008年頃に一度生産が終了してしまいましたが、2020年にシモジマの100周年を記念して復刻されて以来、じわじわと人気が再燃。
そして今や、ローソンとのコラボ商品が登場するなど、思わぬところでも目にする機会が増えてきました。
大人になった今でも、このデザインを見るとワクワクした気持ちになりますよね。
「あのデザイン、どこで買えるんだろう?」という声をよく聞くので、今日は購入できる場所や商品をご紹介していきたいと思います。
ストップペイルが買える販売店
ストップペイルを探しているみなさん、主に以下の場所で購入できますよ。
文具店・雑貨店
シモジマの商品を扱う文具店や雑貨店で見つけることができます。三鷹プラーザ2Fのデイリーズ店内にある山田文具店では、クリスタルパックなどのストップペイル商品を取り扱っています。店頭での取り置きにも対応してくれるので、電話で在庫確認するのがおすすめです。
シモジマ直営店
浅草橋にあるシモジマ本店では、ストップペイル商品を豊富に取り揃えています。紙袋や包装紙はもちろん、最近では掛け時計やティッシュボックスカバー、キャニスター、傘などの雑貨類まで展開されているんですよ。
マルベル堂
浅草の新仲見世にあるマルベル堂では、シモジマとコラボした「マルベルペイル」という特別なデザインの商品も販売しています。レトロな雰囲気はそのままに、マルベル堂らしいカメラやベルマークのモチーフが加わった、ここでしか手に入らない限定デザインです。
実店舗で購入を検討する際は、在庫状況を事前に確認することをおすすめします。
ストップペイルはネット通販でも買える
ストップペイルのQ&Aとレビュー
ストップペイルのQ&A
- ストップペイルって何ですか?
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1970年代から文具店やファンシーショップで使用されていた、手書き風のイラストと文字が特徴的な包装紙や紙袋のデザインです。シモジマの創業100周年を記念して復刻され、現在も多くの人に愛されているレトロデザインです。
- ストップペイルという名前の由来は?
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デザインの中に「STOP」と描かれたバケツが描かれており、その「ストップ」とバケツを意味する「PAIL(ペイル)」を組み合わせて名付けられました。
- どんな商品の種類がありますか?
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紙袋や包装紙の他に、クリスタルパック(OPP袋)、ジップバッグ、掛け時計、ティッシュボックスカバー、キャニスター、傘など、様々な雑貨類が展開されています。
- デザインの特徴は何ですか?
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印刷の”版ずれ”やローマ字で書かれた文章が特徴です。赤と黒の2色のみを使用した、派手すぎないデザインで、世代を問わず使いやすいのが特徴です。
- オリジナルとの違いはありますか?
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復刻版は当時の雰囲気やデザインを忠実に再現しています。現代の商品展開では、当時なかった新しいアイテムも追加され、より幅広い用途で楽しめるようになっています。
ストップペイルの良いレビュー

「子供の頃から見慣れたあのデザインが、今また手元に!赤と黒の2色だけのシンプルな配色なのに、印刷のズレがなんとも味があって懐かしい。メメちゃんの自慢げな表情や、ローマ字で書かれた文章を見ているだけで、心が温かくなります。昔を思い出して思わず購入してしまいましたが、今見ても可愛すぎます!」



「デザインはもちろんかわいいのですが、特に猫やうさぎのキャラクターたちの表情がたまりません。手書き風のイラストと、ちょっとシュールなローマ字の組み合わせが絶妙。昭和レトロな雰囲気を今に伝える素敵なデザインだと思います。文具店で見かけた時の思い出が蘇ってきて、つい集めたくなってしまいます。」



「本当に素敵な仕上がりで大満足です。版ズレしたような印刷の味わいや、クリーム色の優しい色合い、そしてキャラクターたちの愛らしさ。どれをとっても昔の雰囲気がそのまま再現されていて、見ているだけで心が癒されます。今の時代だからこそ、このレトロでゆるやかな雰囲気がより一層魅力的に感じられますね。」
ストップペイルの悪いレビュー



「赤と黒の2色だけというシンプルさが逆に物足りなく感じます。もう少しカラフルな色使いだったら、より魅力的なデザインになったのではないでしょうか。特に子供向けの文具店の袋としては、やや地味な印象を受けてしまいます。」



「印刷のズレが気になります。確かにレトロな雰囲気を出すための意図的なデザインなのかもしれませんが、現代の商品としては少し雑に見えてしまいます。品質管理の面で改善の余地があるように感じました。」



「ローマ字の文章が読みづらいです。デザイン的な意図は分かりますが、実用性を考えると、もう少し読みやすいフォントを使用するか、日本語表記を増やしてほしかったです。特に年配の方には不親切なデザインだと思います。」
ストップペイルの金額(値段の相場)
商品別の価格帯
紙袋・包装紙
- 平袋(200枚入り):850円〜990円程度
- 手提げ紙袋(50枚入り):1,900円〜2,200円程度
- 包装紙(100枚入り):2,190円〜2,500円程度
雑貨・コラボ商品
- ポーチ・ペンケース:300円〜500円程度
- ファンシーBOOK:780円前後
- バケットハット:3,000円〜3,500円程度
購入時の注意点
- オンラインショップと実店舗では価格が異なる場合があります
- 送料は別途必要なことが多く、3,980円以上の購入で送料無料となるショップが多いです
- メルカリなどのフリマアプリでは、新品未使用品でも定価より安価で取引されていることがあります
- 数量によって単価が変動するため、まとめ買いの方がお得になる場合があります
人気の理由と復刻までの歴史
ストップペイルは1970年代から2000年代初頭まで、全国の文具店や雑貨店で愛されてきた包装紙や紙袋のデザイン。
当時25歳だったデザイナーの板垣順子さんが手がけたこの柄は、赤と黒の2色だけのシンプルな配色と、ちょっぴり力の抜けた手書き風のイラストが特徴です。
デザインの中には、板垣さんが実際に飼っていた「メメちゃん」という猫をモデルにしたキャラクターも。メメちゃんがママのお手製エプロンを自慢げにつけている姿や、ローマ字で書かれた何気ないメッセージが、見る人の心をほっこりとさせます。
2008年頃に一度生産が終了してしまいましたが、シモジマの展示会で予想以上の反響があったことから、2020年の創業100周年を記念して復刻が実現。今では40代の方々の約半数が「知っている」と答えるほどの認知度を誇ります。
面白いことに、20代の若い世代の認知度は18%程度なのに、レトロなものを魅力的だと感じる割合は63%にも。昔を知る世代の「懐かしい」という思いと、新鮮な目で見る若い世代の「かわいい」という感性が重なり、今また新たな人気を集めているんです。
ストップペイルはどこで売ってる?の総括
この記事のまとめです。
- ストップペイルは文具店や雑貨店で販売されている
- シモジマ直営店では種類豊富に取り扱いがある
- 浅草橋のシモジマ本店で購入可能
- 三鷹プラーザ2Fの山田文具店でも取り扱いがある
- 浅草のマルベル堂では限定デザイン「マルベルペイル」を販売
- 在庫状況は事前に店舗に確認するのがよい
- 楽天市場、Amazon、Yahooショッピングなどの通販サイトでも購入可能
- 通販サイトでは送料が別途かかる場合がある
- メルカリなどのフリマアプリで安価に出品されていることもある
- 紙袋、包装紙、雑貨類など幅広いラインナップがある
- 価格帯は紙袋が850円〜、雑貨類は300円〜3,500円程度
- 2020年にシモジマ100周年記念で復刻された商品である
- 昭和レトロなデザインが人気の理由となっている
- 40代の認知度は高いが、若い世代からもレトロデザインとして注目されている
- 赤と黒の2色のみを使用した手書き風イラストが特徴